2009.10.22.


No1 in the universe
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そんな訳でNo.1 in the universe.
星団一美しいといわれる3騎のMHの中で、今回、キャストさんのエンゲージを組んでます。
もともとジュノーン系MHのデザインは大好きなんですが、このエンゲージのデザイン画を見た時のインパクトは強烈でした。
それまでに発表されてたMHデザインとは異質な空気を纏った、シンプル・堅牢、そして何処かしら古臭くも繊細なライン。エンプレス・AUGEと比べると華やかさの欠片もありませんが、そのMHらしい無骨なスタイルに惹きつけられてしまいました。キットも各メーカーさんからこれでもかと言わんばかりに数多くのバージョンで発売されてますが、挑みたくなるのはやっぱり生嶋さんの造型!

さてさて、画像の胸部・肩をご覧頂くと分かるんですが、このエンゲージはハリコン仕様ということで進めてます。
どうもコーラスのMHが他国の紋背負ってるのは許せない!というか似合わない気がしましたし、せっかく両腕に見事なソードストッパーがあるのにその上からベイルを装備しちゃうのは違和感ありましたので、切った貼ったをちょこっとだけやってみる予定です(笑)
長らく横道に逸れておりましたが、現時点で出せる力全てをしっかりとこのエンゲージに注いでみます。

キット組立の手順ですが、まずは組説見ながらパーツチェックをやりつつ、ゲートやバリの除去処理を気の向くままにやっていきます。
で!立たせる訳です。
キャストさんキット組立の一番の難関、出来れば避けて通りたい工程がここだと思いますが、逃げ道は無いので腹をくくって取り掛かります。
作業ですが、まず大腿部と膝パーツの固定から始めます。膝の位置は、そのまま組んで結構簡単に出せますので、ここを基準に進めます。

で、下半身の軸を固め立たせる訳ですが、もう力技と呼ぶしか無い手順を踏んでます(笑)
 @大腿部と股関節
 Aすねパーツと足首
を同時にパテと真鍮線で軸位置を調整しつつ固定してます。(軸は全て2ミリ真鍮線です)
当然、パテが固まる前は、フニャフニャで倒れそうになりますから、手でパテが固まるまでしっかり支えてやります(笑)
このエンゲージの立たせ方のポイントは、横から見た時、肩取付基部を土踏まずの垂直線上に来るくらいの所に持って来る事。肩後方にメタル製の重いスタビライザーが付きますので、重心が後ろに行き過ぎないように注意が必要のようです。
この時点ではとりあえず自立出来ればOK♪これから各パーツを取付け、バランスを見ながら微調整を行ってイメージに近付けていきます。
エンゲージを非常に立たせにくくしてるのがこのハイヒール。
接地面積が小さい上、接地面が前に寄ってるのでもー大変。非常に重量も掛かるパーツなので2ミリ真鍮線とパテでガチガチに固定してます。
くるぶし辺りのデザインも今までのMHには見られ無いライン。形状はシェルブリットのウネウネが入ってますね♪

毎度の事なんですけど、真っ先に仕上げてしまうのはこの腰基部!所謂丹田です。MHって基本色も大切なんですが、関節のカラー・光沢でガラリと印象が変わりますから、装甲の基本色よりもむしろこういった地味ーな関節色から色を決めて塗っちゃうんです。
大体、銀を混ぜてメタリック系の関節色にしてますが、今回はパールコートで金属感を表現出来ればなーっと考え中です。
ペーパーで整面していくと、球状モールドが潰れてしまう箇所が多いので、ほとんどスチール球に置換してます。
股関節の接続は、ご覧の通りの2ミリ真鍮線2本軸!位置が決め易い上に強度がありますので、他の関節も最近は2本軸にしてます。
画像はよくある失敗例(笑)本来、股関節側に残らないといけないポリパテが大腿部側に付いてます。これだと股側に入る真鍮線の軸が短くなって、強度がでませんのでやり直しでっす(泣)
リテイク後が、右の画像。
これぐらいの長さの軸が股関節に食い込めばOK!
で、下半身の作業は、これまたSR1らしさのひとつであるランダムスレート♪
今回は開いた状態で進めますので、ハードルが上がっちゃいますが、塗るのが楽しみなポイントです。
軸を打つのには、パーツの肉厚に余裕がない箇所が多いので、0.3〜0.5ミリの真鍮線を使用してます。
続いて腰装甲周り。難関です(笑)
パーツ構成が、KOG・BANGなど初期のキャストさんの商品仕様に近く、腰基部パーツの周りを複数のパーツで囲み、その上から装甲パーツを被せるという見た目以上にパーツ数が多くなってる箇所です。
その為、パーツのバランスをうまく調整し隙間が出ないようにしないと、腰のボリュームが膨らんでしまって、設定画のようなまとまりのあるスマートな感じにはなってくれなくなります。

次の難関が、装甲板の取付け位置。
相変わらず自由度が高いのはいいのですが、前・横装甲は、正面から見た時の、肩・脚の開き具合(横幅)とのバランス取りがシビアです。
キャストさんのアッセンブルフリー方式のキットは、好きに組める半面、生嶋さんのイメージどおりに組めてるのか確認のしようが無いので、そのMHに対しての自分の持つイメージが大切になってきます。

さてさてさて(笑)
平成23年9月10日現在、ご覧のとおり、わたしの机の上にはエンゲージが立っております。
サイト更新も数ヶ月ぶりですしエンゲージに触るのは10数ヶ月振り位かな。すっかりご無沙汰しておりました。すみませんです。
しかしながら、時間を空けて向き合って観るというのはとっても良いもんです。余計な先入観やら偏見をすっかり忘れ去ってしまってますし、「こんな感じに完成させたかったんだよね」という初期衝動のみがうっすらと残ってる以外ほとんどプレーンな心持ちで向き合えますから、過去の仮組みの粗やイメージとの誤差が本当に良く見えます。

で、ここ数日永野さんの設定画を見直した上で、軸打ちを修正したのが左のエンゲージ。上の方にある正面と横からの立ち画像と比較していただくと、何処をいじったのかよくお分かり頂けると思いますが、相当直しました。ウン。

以前の立ち画像は、膝を後方に引いて鳥足気味にした所謂MH立ち。MHはこう立たせるモノだという手習い、あるいは惰性で作業してたので設定画から受けるイメージとはなんか違うし、もっと言うとかっこ悪い!この立ち方で装甲を着けると相当短足に見えてしまうので、この立ち方を否定する所から改修がスタートしてます。また、どう観てもキャストさんのキットで設定画稿の再現は無理っぽいので諦め、とにかく立体としてのまとまり感を求める方向で進めてます。

時間を空ける事で生まれるもうひとつのメリットは、設定を忘れてしまえること!このMHは誰々が搭乗してて何年に大破してどのマイスターが改修して星団最強になった!なんて世界から一歩脱け出して、生嶋さんの作った1キット、1対象として向き合えること!これは非常に大きいです。世界観という約束事は非常に大切な反面、趣味に制約設けても面白さに欠けるんですよね。大幅に逸脱するのも考え物ですが、制約抜きで観た視点、感想を持って再びその世界に戻った方が、楽しめるように最近感じます。クラウドスカッツよりSR1が楽しくなったのは、以前と今との落差が大きかったからなんですよね。
さーどっちが先に完成するんでしょう(笑)

そしてバックショット!
今にも後に倒れそうなくらい、危ういバランスで立ってます(笑)MH全般に言えますが、上半身が重いですねー。ベースはもう必須アイテムなのではないでしょうか。

組んでみると痛感してしまうのが、あらゆる箇所にいろんな面がこれでもかと言わんばかりに主張してますので、取り付け位置や角度をちょっとでも見誤ると、まとまりが無くなってしまう事間違いナシのSR1!左右に張り出した肩装甲とソードストッパー、刃のような上腕部、まるで燕尾服のように後方に伸びた腰横装甲、そして脚部のランダムスレート。
止めにメタルパーツのスタビライザー。
特に肩は苦戦しそうな箇所です。

下の画像は剣を突き立てた右手前腕付近。ココはわたしのお気に入りなんです♪手首の装甲が2分割されてますので流れがとても柔らかく心地よいんですよね。非常に珍しいのですが、今一番塗りたいパートです(笑)

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